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  • 執筆者の写真kitani

フローリングご紹介②

こんにちわ

フローリングご紹介第一弾からずいぶん日が経ってしまいました。。


前回は無垢と複合の違いについてご説明しました。

実際無垢フローリングより複合フローリングの方が扱いやすさの面で採用されることが

多いので、今回は複合フローリングの表層、つまり目に見えて実際に触れる部分をご紹介します。



これも色んな言い方があったりカテゴリ分けはメーカーによって異なるので

わたしなりの勝手なカテゴリ分けでご紹介します(^^;)


大きくわけると4つ!

①突板(つきいた)

②挽板(ひきいた)

③シート

③カラーフロア




①突板

表面に天然木をうすーくスライスしたものを貼って、クリア塗装で保護したものです。

(突板の厚みは0.2mm~0.6mmぐらいです)

なのでこの見た目は天然の木そのものの柄と色合いなのです。

木は切り取った位置によって同じ樹種でも明るさが少し異なります。

前面に貼ると↓こんな感じで色がまばらになり家具も合わせやすくなります。

これはナラで節(黒いブツブツしたところ)がたくさん入っているシリーズです。

メーカーやシリーズによって節は除いているものもありますし、

クリア塗装もマットコートや3分艶、ハードコートなど色々あります。

日に焼けると樹種によりますが、深みが増したり、トーンが落ち着いたり、

飴色のような艶っぽさが出てきたり、経年劣化ではなく経年を楽しむものとして、

木を育てるような感覚で楽しめると思います(*'ω'*)


弊社が一番よく扱うフローリングです。


②挽板


突板の厚みが1mm以下なのに対して挽板は2mm~3mmです。

突板とどう違うかというと溝ですね(*'ω'*)


↑突板の溝


↑挽板の溝


突板は合板の部分にV字型の溝を作っているのに対して

挽板は挽板そのものを面取りして溝を作っていますね!

というマニアックな説明しか出来ないのですが、、、見比べるとわかりますね。


挽板はより重厚感があり仕上がりの木質感は無垢に劣りません。

お手入れも考えると品質、質感ともに(お値段も含めて)高級品です!



③シート

いわゆる木目などを印刷したシートです。

木質感にこだわる方にはあまりおすすめしません。

しかし人工的につくっているものなので柄や色合い等都合よく作れる為、

常にトレンドのデザインが揃っているとも言えます!



なので↓大理石調なんかもございます。

ラグジュアリー、高級感を求めても日本人はやはり床に座って過ごす文化なので

石を貼ると硬いし冷たいし、、、施工面や費用面でも非現実的、、

そういう時に活躍するのが石目柄です。

こういったフローリングが作れるのはシートの強みですね。


④カラーフロア


天然木の突板にクリアではなく着色塗装したものです。

木目柄自体は天然のものですが着色をしているので色味は人工です。

メリットはお求めやすい価格です。

またこちらも着色しているのでトレンドカラーのものから定番の色合いまでございます。

(最近はくすみカラーがファッションでもヘアカラーでも流行っていると思いますが

フローリングもくすみカラーらしきものがあります!)

ただ着色なので日焼けすると色がだんだん剥げてきてしまうのが弱点です。




ながーくなってしまいました。

でも後で「そんな種類あったんだ~」と思われたくないので

最初に一通りご説明してからお選び頂くようにしています!

フローリングに限らず、弊社は提案型を大事にしており

「お客様のお家ではこんなことも出来ます、こういう方法もあります」

といった選択肢やそれに対するメリットデメリットをご説明して

総合的にベストな家作りが出来たらと思っています('◇')ゞ



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