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  • 執筆者の写真kitani

余白を大切にする間取り

こんにちは。

先日、オーストラリアご出身のお客様のお家を

間取り変更から全面リフォームさせて頂きました。

木造の一戸建てです。


ご希望の間取りや現在のお悩みをうかがっておりますと、

まず玄関を広くしたい、階段で上がる途中で天井が近くなるのを改善したい、

明るく開放感のある空間にしたい、とのことで

個人差はもちろんございますが日本人の感覚とはやはり少し違うなあと感じました。


もちろん悪い意味ではなく、

日本生まれ、日本育ちの私は、立方体をより効率的に埋める考えを持ちがちで

そこに空間があれば何か有効活用はできないか、

収納が作れるのではないか、と考えてしまいます。


しかしこちらのご夫婦のご要望をお伺いし、

12畳もある玄関、2階のホールも広めに残し、

余白いっぱいな空間を造らせていただいたわけですが、、





これがとても良かったんです。。。


もちろんもともとのお家が大きいということもございましたが、

もう一部屋作れるところを敢えて贅沢な玄関にしたことで

開放感が素晴らしく、心が安らぐ、、、そういう空間になりました。


日本は土地が狭く、どうしても空間の有効活用をしがちなのですが

どこか少しでもそういった心が安らぐ開放感のような空間が造れるように出来たら、、


たとえばいつも思うのですが20年以上前のお家を拝見すると

深くてしっかり容量のある(押し入れなど)収納スペース。。。

でも容量があっても使いにくければ意味がないのでは、、、?

奥にあるものが何だったか分からないまま新しいものを購入し、

どんどん物が増えていく。


そういったことを改善すれば余白は生まれてくるのではないかと思います。


今後の間取りプランで余白づくりを工夫出来たら、、、と思いました。


こちらのお客様にはたくさんご希望のイメージ写真などを見せて頂き

また完成後の生活風景も見せて頂き、いろいろ勉強させて頂きました。


施工事例は現在写真のチェック中で近日公開予定です。






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